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何をして欲しいニュースリリース? 「つまらないニュースリリースはゴミ箱行き」という言葉をお聞きになったことがありますか? 新聞社や在京、在阪キー局(例えばTBSやよみうりテレビなどの東京・大阪から番組を配信している放送局)はそうかもしれませんが、私が所属していた放送局の報道部ではほとんど保管されていました。 わたしがいつも「何をしてほしいんだろう?」と思うのが“1日しか開催しないイベント”です。 ニュースリリースやチラシを送る側は集客のために作っているのでしょうが、マスコミ、特にテレビにできることは「こういうイベントがありました」という事後扱い。それも、たとえば、連凧を飛ばすとか、花火大会などの時節のもの。水素燃料電池車導入の式典など、新らしく社会的に意義のある物だけです。 集客目的なら事前に取材できるものが必要 もし、集客のためにイベントの案内をしてほしいなら、工夫が必要です。それは、イベント開催前に取材ができるものがあることです。それは動く物なのか?物語なのか?ストーリーとして撮影できるものなのか? 今後触れていきますが、記者クラブに投函するニュースリリースは記者クラブ加入社数の部数が必要なのでテレビ・新聞・(雑誌)関係なく同じものを入れるのでしょう。 新聞の「イベント欄」掲載目的のために作っている方がほとんどだと思います。 しかし、事前取材ができる物があれば、新聞の記者さんだって、記事として扱ってくれるかもしれません。 実例として、わたしがNHKで中継担当をしていた時。北海道庁主催で科学技術振興機構や道立の研究機関、電力会社などが一同に会して、夏休みの子どもたちに科学的な体験をしてもらう「サイエンスパーク」というイベントがありました。
まさにこのイベントは1日だけの開催。わたしは道の担当者に「前日に2~3の研究施設のブースを作ってもらって、実演ができないか?」を検討してもらいました。 この件がラッキーだったのは、「イベントが盛り上がるなら」と、尽力してくれた道の担当者と研究機関の人たちが理解を示してくれたことです。 なんと、前日夕方7時近い中継にかかわらず参加してくれることになりました。さらに場所を提供するホール側の協力もあり、生中継が実現することになったのです。テレビ中継で紹介されたことも手伝ってか、イベント当日は子どもたちでいっぱいでした。 いかがでしょうか?あなたがもし、イベントの集客のためにマスコミに扱ってほしいなら、事前にどんなことができるか具体的に考えて売り込みましょう。
by chiba-hideki
| 2017-05-25 12:00
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